態癖(寝る姿勢につて)
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みなさん寝ている時はどんな格好をしていますか? この眠っている間の姿も、歯並びに大きな影響力を持ちます。 まず、矯正治療でなぜ歯が動くか知っていますか? 答えは、 骨は持続的な力が加わるとわずか5gほどの弱い力でも、破骨細胞・造骨細胞という細胞の働きで骨に添加と吸収を起こさせ、歯槽骨の形態を変え、歯の位置を移動します。ですから、歯列に長時間悪い方向の力をかけていれば、歯列は悪い形へ変形していきます。
疲れている時に、つい「うつ伏せで寝」や「横向き寝」で眠りに落ちてしまいますが、就寝時は、できる限り上を向いて寝ることが正しい姿勢です。 ひとの頭の重さは成人で5kg前後(ボーリングのボールくらい)あります。 うつ伏せ寝や横向き寝などで奥歯にかかる側方力は、およそ30〜200g。例えば、8時間睡眠とすると、1日の1/3時間ものあいだ歯が動き始める力の数十倍もの力が加わっていることになります。 当然、歯は移動し歯列は変形していきます。 どうしても横向き寝になってしまう時は、布団にくるまって寝ないこと。睡眠姿勢を固定してしまいます。 枕を下顎に当てて、一方向に顎を押し込まないこと。 いつも同じ方向で寝ないこと。 などを、注意しましょう。
ひとの骨格は本来、仰向けで寝るように進化・成長しているそうです。 「自分の好きな体勢で寝たい」という気持ちもわかりますが、できるだけ上を向いて寝る習慣をつけることをお勧めします‼
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